書籍紹介『行動分析学入門 ヒトの行動の思いがけない理由』杉山尚子著(集英社新書)です。
担当は愛里です。
「行動分析学入門」のキーワードをインターネットで検索すると2種類の本が出てきます。
そのうちの「薄い方」「小さい方」が本書です。
(もう一方は「青本」「大きい方」「分厚い方」→書籍紹介「産業図書 行動分析学入門」参照)
本書のあとがきにもありますが、”大きい方”の「行動分析学入門」はあまりにも大きく、分厚く、内容も専門的であり、どこが入門なんだという一言をこぼさずにいられません(笑)。しかし、その学問の有用性と社会への必要性を鑑みるにもっと学びやすい”入門書”があるべきと考えた勇気ある男性が著者に申し出たことから本書が完成したとのこと。
そのなめらかな表現から、専門的ではあるものの比較的頭に溶け込みやすく書かれた本書を、今回は紹介いたします。