ご褒美なんてなくても私たちは行動できる人間になれる

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みなさんこんにちは!
行動アシストラボの愛里です。

前回お伝えした通り、私たちが行動できる理由の”メリット”には、例えば「目が合う」のような一見すると到底メリットとも思えないようなものも含まれます。
でせうが、これもメリットの一つです。

どのような流れから”メリット”と捉えるのか、実例で見ていきましょう。

視線一つで行動は変わる

あなたは今友人と一緒にカフェに来ています。
2人席の向かい側に座る友人。
どうやらうつむきながらスマホをいじっています。

あなたは話しかけます。
「そういえばこの間ね、神宮球場にヤクルト戦見に行って、こんなの買っちゃったー!」

友人はスマホから目を離し、あなたのほうへと視線を向け
「えーどれどれー見せてー」
と言いました。

あなたはーーーーーーー(あなたならどうしますか?)

もう1パターン見てみましょう。

あなたは今友人と一緒にカフェに来ています。
2人席の向かい側に座る友人。
どうやらうつむきながらスマホをいじっています。

あなたは話しかけます。
「そういえばこの間ね、神宮球場にヤクルト戦見に行って、こんなの買っちゃったー!」

友人はスマホを見たまま言います
「へー、どんなのー?」

あなたはーーーーーーー(あなたならどうしますか?)

いかがでしたか?
スマホをいじっている友人からの目線がこちらを向くか向かないかで、自分の行動が変わりそうですよね。

そうなんです。
ここでなによりも重要なことは、目が合うか合わないかによって”行動が変わる”という事実なんです。

では、みなさんの行動はどんな風に変わりそうでしたか?

ちなみに、私の場合について書いてみると、

  • 友人の視線がきたときは、「みてみてこれこれー!」とすぐに買ったものを見せる
  • 友人の視線が来ないときは、「んーとねー」などと場をつなぎながら友人の顔をうかがい、友人の視線が自分にくるのを待つ
  • という感じでした。

    つまり私たちは、視線一つで行動が変わる生き物だということがわかります。

    ご褒美や給料アップなどの大きな変化を伴わなくても、実は私たちはこんな小さな”メリット”だけでも十分に行動できる可能性を秘めているということがわかりますね。

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